文京区A様
リビングの掃き出し窓が外れてしまう、ということで、お問合わせをいただきました。
現場を見てみると長年の開閉のためレールが削れてしまっており、スムーズに動かせない状況でした。
新しいサッシを入れる方針で打ち合わせを重ね、GRAF工法で改修することになりました。
★GRAF工法とは...
今あるサッシの下枠のレールを切断し、その上に新しいサッシ枠をのせる工法です。
カバー工法と似ていますが、レールを切断することで、カバー工法の時よりも、
開口が小さくならず、下枠の立ち上がりを小さく、施工することができる点が異なります。
施工前
既存は、掃き出しサイズの中桟付の引違い窓です。
結露にも悩まされていました。
施工中
今ある障子を外し、枠だけの状態にします。
下枠のレールを切断します
新しい枠を取付けるための部材を、
既存の枠に取付ます。
新設の枠を取付し、
完成
障子を吊り込み、完成です!
既存のときにはなかった網戸も、
サッシを新設するため同じ仕様のものがつきました。
見えずらいかもしれませんが、奥にあるのが網戸です。
ブラックネットは、グレーネットに比べ、室内側からの見通しが良いのが特徴です。
中桟がない仕様のものにしたことも大きいかもしれませんが、
同じシルバーのサッシでも、新しくなるととても新鮮な印象になります。
非常に喜んで頂き、わたしも変わりように驚くとともに、とても嬉しい仕上がりとなりました。
見た目はもちろんのこと、単板からペアガラスに替えたこともあり、
過ごしやすさも、使い勝手も良くなったと思います。